固定費見直し

車は本当に必要?マイカーとレンタカーとカーシェアリングを徹底比較!

おむすび
おむすび
こんにちは、おむすび(@omusubiz)です。 外資系コンサルティングファームに勤めているサラリーマンです。

突然ですが、あなたは車を持っていますか?

すぱ郎
すぱ郎
俺か?もちろん持ってるよ、新車のプリウスだ!
おむすび
おむすび
なんで買ったの?
すぱ郎
すぱ郎
なんでって、そりゃ毎週のように車に乗って出かけるからなぁ。
おむすび
おむすび
その判断は金銭的には損するかもしれないよ!

使うから車を買うという選択は、金銭的な視点ではちょっと待った方がいいかもしれません。

レンタカーやカーシェアリングのサービスが流行っている今、お得に車を使うにはどんな選択をすべきなのでしょうか。

この記事では、マイカーにかかる維持費とレンタカーやカーシェアリングを利用した時の生涯費用を比較しています。

金銭的な損得の観点において、あなたにとって最善の選択は何なのか明らかにしていきます。

 

なぜ車を購入するのか

そもそもなぜ車を購入するのでしょうか。

  • 移動手段
  • 利便性
  • 所有欲

この3つが購入の動機でしょう。

利便性という観点には、利用したいと思った時にすぐに利用できることや、荷物を積んでおけることも含まれるでしょう。

また、所有欲があるからデザイン性の高い車が人気になったりするのだと思います。

おむすび
おむすび
でも車は移動手段としか考えていない人も多いよね。

車を購入する人の大半が、車を移動手段として考えているのではないでしょうか。

だからこそ、トヨタのプリウスなどの大衆車がもっとも売れるのだと思います。

ここでは、利便性や所有欲を満たすために購入する人を前提とはしていません。

そういった人を否定する主旨ではないからです。

あくまで、「車は移動手段」ととらえている人が車を購入することは、果たして正しい選択なのかということを検証していきます。

数字と感情を切り離して、数字の観点で結論を導きだします。

 

生涯費用を試算してみよう

一生涯マイカー生活の場合、レンタカー生活の場合、カーシェアリング生活の場合でそれぞれ試算してみます。

前提としては以下の通りです。

生涯費用試算の前提
  • 車を利用するのは20歳から70歳までの50年間
  • 利用者は車を日常利用はせず、電車での移動が基本の住環境を想定
  • 車のタイプはトヨタのアクアなどコンパクトカー(排気量1,000〜1,500cc)を想定
  • 車の買い替え周期は、自動車検査登録情報協会(自検協)が公開している「平成29年の車種別の平均車齢推移表」より8.5年と想定
  • 自動車の売却価格は0円と想定
  • ガソリン代や車の維持費はソニー損保の「2018年 全国カーライフ実態調査」を利用

 

マイカーの維持費

まずマイカーの維持費を試算してみます。

ソニー損保の「2018年 全国カーライフ実態調査」によると、1ヶ月あたりの車の維持費は、12,400円

1ヶ月あたりの車の維持費

なお、こちらの12,400円は、「保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代等のことで、税金、ローン返済、有料道路通行料は除く」とありますので、別途試算する必要があります。

自動車税は、コンパクトカーの場合、年間34,500円です。

 

ローン返済額、つまり自動車自体の購入金額は、トヨタアクアのグレード表より約200万円とします。なお、現金一括購入を前提に金利手数料は0円とします。

車検代は、1回10万円で2年に1回のサイクルで発生するものと想定します。年間に直すと5万円となります。

有料道路交通料は、今回は発生しないものとします。

 

以上を50年間で合計すると、少なく見積もっても2,360万円ほど掛かることが分かります。

費目 費用 頻度 50年間トータル
車両購入費 2,000,000円/回 6回(8.5年周期) 12,000,000円
自動車税 34,500円/年 50年 1,725,000円
維持費 12,400円/月 600ヶ月(50年) 7,440,000円
車検代 50,000円/年 50年 2,500,000円
合計 23,665,000円

 

実際には、より高級な車を購入したり、任意保険に加入したり、高速道路料金が掛かったりするので、2,500万円ほどは掛かるのではないかと思います。

 

レンタカーを生涯利用したら?

仮に生涯レンタカーを利用するとしたらいくら掛かるでしょうか。

レンタカーは、車をレンタルした時間に対して費用が発生します。

トヨタレンタカーでは、アクアを借りると6時間で6,480円掛かるようです。

ソニー損保によると、年間の走行距離は6,361kmとあります。

年間の自動車走行距離

レンタル1回につき6時間利用したとして、運転している時間は3分の1と仮定します(片道1時間、目的地に4時間滞在)。

すると、時速60km/hで走行したとして、1度レンタルすると120km(60km/h × 往復で2時間)走行することになります。

年間6,361km走行するので、レンタル回数は約53回(6,361km ÷ 120km/回)となります。

1年は52週なので、だいたい1週間に1回レンタカーを利用することをイメージすると、年間利用回数53回というのは妥当であることが分かります。

また、レンタカーの場合、ガソリンは満タン返しが基本ですので、走行距離分のガソリン代が発生します。

トヨタのグレード比較表によると、アクアは34.4km/Lとあります。

つまり6,361km走行するのにガソリンが185L必要であることが分かります。

ガソリンの価格は2019年7月9日時点で135.3円です。

リアルタイムガソリン価格(引用:e燃費)

この価格は過去5年のガソリン価格の推移を見てみると、平均的な価格であることが分かります。

レギュラー看板価格(引用:e燃費)出典:e燃費

 

ここから年間のガソリン代を試算すると、135.3円/L × 185L = 25,030円となります。

以上をもとにレンタカーの生涯料金を試算すると、1,850万円程度という結果になりました。

費目 費用 頻度 50年間トータル
レンタカー代 6,480円/回 2,650回(53回/年)×50年 17,172,000円
ガソリン代 25,030円/年 50年 1,251,500円
合計 18,423,500円

 

ゆり
ゆり
えぇっ、こんなに違うんだ!?
おむすび
おむすび
レンタカーをフル活用すれば、車を所有するよりも500万円以上コストを押さえられるんだよ。

 

カーシェアリングを生涯利用したら?

同様にカーシェアリングを活用した場合も試算してみます。

カーシェアリングサービスはいくつかありますが、ステーション数が多いタイムズカーシェアで試算することにします。

カーシェアリングには初期費用が掛かります。タイムズカーシェアの場合、入会時のカード発行量として1,550円掛かります。

カーシェアリング初期費用

また、カーシェアリングサービスは、基本料金が月額でがかかります。

カーシェアリング月額基本料金

タイムズカーシェアの個人プランの場合、1,030円掛かります。

ただし、注意書きにある通り、1,030円分の無料利用料金がついてきます。

つまり毎月カーシェアを利用すれば月額利用分が割引されるので、実質的には月額無料と同等ということになります。

そして一番大事な利用料金は以下の通りです。

カーシェアリング利用料金

ベーシックカーであれば、15分につき206円掛かります。1時間で824円です。

今回の試算の場合、1回につき6時間利用を前提としています。6時間以上の場合、タイムズカーシェアはパック料金を設定しています。

カーシェアリングパック料金

6時間パックの場合、4,020円になります。走行距離による課金もされません。

通常料金の場合、1時間あたり824円なので6時間利用すると4,944円になるので、パック料金がお得であることが分かります。

カーシェアもレンタカーと同様に1回6時間を年間53回利用することを前提に生涯費用を計算してみます。

費目 費用 頻度 50年間トータル
初期費用 1,550円 1回 1,550円
利用料金 4,020円/回 2,650回(53回/年)×50年 10,653,000円
合計 10,654,550円

 

カーシェアの場合、ガソリン代の負担は発生しないため、利用料金のみとなります。

ゆり
ゆり
1,065万円しかかからないの!?
すぱ郎
すぱ郎
マイカー人生1人分の費用でカーシェア人生2人分の費用をまかなえておつりがくるやん!
おむすび
おむすび
カーシェアがいかにお得かということが分かったでしょ。

毎日車を利用するような人でなければ、毎週利用してもカーシェアの方が圧倒的にお得であることが分かります。

 

「車は週末の移動手段」ならカーシェア!

最後にマイカーとレンタカーとカーシェアの生涯費用を整理します。

マイカー レンタカー カーシェア
生涯費用 23,665,000円 18,423,500円 10,654,550円
マイカーとの差額 0円 -5,241,500円 -13,010,450円

 

すぱ郎
すぱ郎
一千万円以上、、、
おむすび
おむすび
もちろん単純試算なので、一概には言えないけど、マイカーよりもカーシェアの方がお得であることは明らかだよね。

特に都心に住むサラリーマンのように普段の移動手段は電車で、週末のお出かけで車を利用しているような生活スタイルの場合は、今回の試算結果が当てはまると思います。

車に利便性や所有欲を求めず移動手段としてマイカーを検討しているのであれば、レンタカーやカーシェアリングを検討してみることを強くおすすめします。

\マイカーより圧倒的にお得!/