現状を知る

老後に毎月受け取る年金額は?あなたの年金受給額を確認する方法を徹底解説!

おむすび
おむすび
こんにちは、おむすび(@omusubiz)です。 外資系コンサルティングファームに勤めているサラリーマンです。

自助努力によって老後資金2000万円を準備する必要があると金融庁の市場ワーキンググループの報告書でも話題になっていますが、あなたは老後に一体いくら年金がもらえるのかご存知でしょうか。

すぱ郎
すぱ郎
そういやわからん。いくら?
ゆり
ゆり
報告書では21万円って言われてるけど。
おむすび
おむすび
でも、人によって支払っている年金保険料って違うよね?どんな人でも一律21万円もらえるのかな。
ゆり
ゆり
そう言われてみれば、、、

人によって支払っている年金保険料が異なるように、人によって受け取れる年金額も異なります。

この記事では、あなたはいくら年金を受け取れるのか知る方法を説明しています。

このままいけば老後にいくら受け取れるのか、知ることが今から老後に向けた対策をする第一歩ですよ。

 

年金受給額はここに書いてある!

おむすび
おむすび
自分の年金受給額を知りたかったら、ねんきん定期便をチェックしよう。

ねんきん定期便とは、日本年金機構から送られてるハガキです。

年金定期便には、あなたのこれまでの年金加入期間や年金需給が記載されています。

毎年誕生月に自宅に送られてきますので、必ずチェックするようにしましょう。

ゆり
ゆり
ねんきん定期便をチェックすれば将来受け取れる年金額が分かるのね。
おむすび
おむすび
ねんきん定期便を確認する上で、いくつか注意点もあるから、順に説明していくね。

ねんきん定期便の様式は、厳密には以下の3つに分かれています。

  • 50歳未満の方に送られるハガキの様式
  • 50歳以上の方に送られるハガキの様式
  • 35歳、45歳、59歳の節目に送られるA4判の様式

この記事では、「50歳未満の方に送られるハガキの様式」を例に説明します。

 

ねんきん定期便の見方

ねんきん定期便の見方

ねんきん定期便には、3つの情報が記載されています。

ねんきん定期便に書いてあること
  1. これまでの年金加入期間
  2. これまでの加入実績に応じた年金額
  3. これまでの保険料納付額

それぞれ見るべきポイントをご説明していきます。

①これまでの年金加入期間

これまでの年金加入期間

「これまでの年金加入期間」では、第1号被保険者の期間と一般厚生年金(第2号)の被保険者期間が記載されています。

すぱ郎
すぱ郎
第1号とか第2号ってなに?
おむすび
おむすび
国民年金被保険者の種類のことだよ。

国民年金の被保険者は3種類に分類されています。

  • 第一号被保険者:自営業者や学生(20歳以上60歳未満)
  • 第二号被保険者:会社員や公務員
  • 第三号被保険者:専業主婦など(第二号被保険者の配偶者)

大学を卒業してサラリーマンになった方は、学生期間のみ第一号被保険者となっており、会社員や公務員の期間は第二号被保険者となります。

それぞれを合計した期間が、受給資格期間として記載されています。

 

②これまでの加入実績に応じた年金額

これまでの年金加入実績に応じた年金額

ねんきん定期便には、「①これまでの年金加入期間」に応じた年金額が記載されています。

第1号被保険者だった期間に応じて「老齢基礎年金」が積み立てられています。

また、第2号被保険者期間だった期間に応じて「老齢構成年金」が積み立てられています。

この2つの年金を合計した金額が老後に受給できる金額になります。

すぱ郎
すぱ郎
年額ってことは、12ヶ月で割れば月額になるのか。
ゆり
ゆり
えぇっ!?それじゃ少なすぎる!21万円なんて全然もらえないじゃない!
おむすび
おむすび
ねんきん定期便には、支払済みの実績に応じた年金額が記載されているだけなんだ。今後も社会保険料を支払い続ければ受給額は増えていくよ。

ねんきん定期便には、納付実績に応じた年金受給額が記載されています。

 

③これまでの保険料納付額(累計額)

これまでの保険料納付額(累計額)

ねんきん定期便には、これまでに納付した保険料の合計が記載されています。

こちらも、第1号被保険者として納付した「国民年金保険料」と、第2号被保険者として納付した「厚生年金保険料」に区分されています。

ゆり
ゆり
確か厚生年金って、会社と折半して負担しているのよね。イメージよりも納付額少ないのね。
おむすび
おむすび
よく気づいたね!そのイメージは合っていて、ねんきん定期便に記載されている保険料は、個人負担額だけなんだ。

厚生年金保険料は、会社と折半して納付しているのですが、ねんきん定期便に記載されている納付額は個人負担額のみで会社負担分は合計されていないので、チェックする時は注意が必要です。

すぱ郎
すぱ郎
じゃあここに記載されている以上に年金もらえるってこと?
おむすび
おむすび
いや、残念ながら受給額はここに記載されているだけだよ。

厚生年金保険料の負担額は、個人負担分のみ記載されています。

 

結局あなたはいくら年金をもらえるのか

すぱ郎
すぱ郎
ねんきん定期便の見方はわかったけど、結局65歳にいくらもらえるんだ?
ゆり
ゆり
これから納付する額からもらえる保険料も加味する必要がありそう。
おむすび
おむすび
その通り。ちょっと計算する必要があるんだ。
結局あなたはいくら年金をもらえるのか

仮にこのねんきん定期便の情報から計算してみます。

「納付済みの保険料に応じた年金額」に「今後納付する保険料に応じた年金額」を加えてあげる必要があります。

おむすび
おむすび
今後も定年まで会社員を続けて厚生年金保険を納付していくことを前提とするね。

20歳から国民年金を支払い始め、会社に就職し65歳の定年まで厚生年金を払い続けるとすると、保険料納付期間は合計で540ヶ月となります。

第一号被保険者期間が41ヶ月間なので、厚生年金保険料の納付期間は499ヶ月です。

厚生年金保険料の納付済期間は160ヶ月間なので、今後定年まで厚生年金保険料を納付する予定期間は339ヶ月間と算出できます。

厚生年金保険の納付期間1ヶ月あたりの年金受給額の増加は229,204円÷160ヶ月で約1,432円です。

1,432円があと339ヶ月間年金受給額に加算されていくと想定すると、65歳の定年までに増加する年金受給額は、約485,625円となります。

なお、同様に今後納付する予定の保険料納付額も計算すると、約7,397,202円となります。

①納付期間 ②年金受給額(年間) ③保険料納付額
国民年金保険(実績) 41ヶ月 306,849円 395,080円
厚生年金保険(実績) 160ヶ月 229,204円 3,491,305円
厚生年金保険(予定) 339ヶ月 485,625円 7,397,202円
合計 540ヶ月 1,021,678円 11,283,587円
すぱ郎
すぱ郎
おー!100万円ももらえるのか!
ゆり
ゆり
でもこれ年間だから、毎月もらえるのは8万円くらいよ。
おむすび
おむすび
今回はサンプルを使って計算したから、現実的な数字ではないけど、同じ計算方法で自分の年金受給額を計算してみる必要があるね。

なお、この記事ではねんきん定期便の情報だけを用いて単純計算しているだけですので、実際に受給される金額とは差が生じる可能性があります。

おむすび
おむすび
給料がアップしたことによって納付額も年金受給額もアップしたりするからね。あくまで現時点の状況に基づいた試算結果です。

 

まとめ

人によって納付額が異なるため、年金受給額も人によって異なります。

ねんきん定期便に記載されている情報を使って、あなたが受け取れる年金額を計算してみましょう。

現状を知ることは、老後の不安を解消するための第一歩です。