現状を知る

キャッシュフローを見える化|あなたの家計の倒産リスクを把握する方法!

おむすび
おむすび
こんにちは、おむすび(@omusubiz)です。 外資系コンサルティングファームに勤めているサラリーマンです。

2019年6月に、金融庁が「これからは老後の資産形成のための自助努力が必要、老後資金として2000万円用意すべき」といった発信がされて話題になりました。

すぱ郎
すぱ郎
最近老後資金を貯め始めたんだけど、本当にこれだけで大丈夫なのかなぁ
おむすび
おむすび
将来いつどのくらいお金が必要になるか分からないと、漠然とした不安は消えないよね

この記事では、生涯で必要なお金とそれに備えられるかどうかを検証する方法を紹介します。

しっかりと現実を見据えて、漠然とした不安を取り除き、より具体的に将来に備えられるようになります。

 

漠然とした不安を取り除く方法

おむすび
おむすび
将来に漠然とした不安を抱く理由は、あなたの将来が明確に見えていないからです

将来に対して漠然とした不安を抱く理由は2つです。

  1. いつどのくらいのお金が必要になるか分かっていない
  2. いつまでにどのくらいお金を貯められるか分かっていない

いつどのくらいのお金が必要になるのか分かっていなければ、このまま生活して良いのか全くわかりません。

また、将来必要になるお金が分かったとしても、そのお金を準備できるかどうか分かりません。

すぱ郎
すぱ郎
そりゃ不安にもなるわな

逆にこの2つが分かれば、不安がなくなり適切な準備ができるようになります。

 

ライフイベントでの支出を知ろう

おむすび
おむすび
まず、将来いつどのくらいお金が必要になるのか把握するために、ライフイベントを書き出してみよう。

ライフイベントとは、誕生、就学、就職、結婚、出産、子育て、教育、リタイアなど、人生での大きな出来事の総称です。

この記事では、将来大きなお金が必要になる出来事のことをライフイベントと呼びます。

日本FP協会によると、サラリーマンのあなたに今後発生する可能性のあるライフイベントとそれぞれに掛かる金額は以下の通りです。

ライフイベント 必要金額
結婚 463万円
住宅購入の頭金 680万円
出産 51万円
教育費 993万円
老後資金 2,000万円
合計 4,187万円

住宅購入の頭金は、物件購入金額の2割程度といわれているので、住宅購入非3,340円の約2割で680万円としています。

これに加えて、マイカーが必要な人は車の購入代金を追加したり、2人以上の子供を出産する予定の人は、教育費を2倍以上用意する必要があります。

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ゆり
ゆり
改めて見ると大きな数字ね
おむすび
おむすび
ここまでは誰でも想定できるよね。問題はここからで、これらの出費がいつ起こるか想定しないと不十分なんだ
ゆり
ゆり
私は25歳だからこんなかんじかしら
ライフイベント 必要金額 想定発生タイミング 年齢
結婚 463万円 3年後 28歳
住宅購入の頭金 680万円 5年後 30歳
出産1人目 51万円 7年後 32歳
出産2人目 51万円 9年後 34歳
教育費1人目 993万円 25年後 50歳
教育費2人目 993万円 27年後 52歳
老後資金 2,000万円 40年後 65歳
合計 5,251万円

実際には、パートナーとの2人で支払っていくものですし、教育費は大学入学時に一括で発生することを想定しましたが、実際にはもっと前から少しずつ必要になってきます。

大切なのは、正確に試算することではなく、大まかにイメージすることです。

ゆり
ゆり
3年後に463万円の出費があって、さらにその2年後には680万円の出費が待ってるの?
すぱ郎
すぱ郎
でも結婚式はご祝儀ガッポガッポやろ、それ考慮すべきじゃん
おむすび
おむすび
もちろんご祝儀を考慮すれば、最終的に手元から出ていく金額はもっと少なく済むけど、遠方の人へのお車代、海外挙式、生花か造花か、色んなことを考え出すとキリがないので、あくまで目安として考えておくことが大切だよ
ゆり
ゆり
ある程度大きな出費を覚悟しておく必要があるってことよね、でもむりー
おむすび
おむすび
なぜ無理なのか、実現するためにはどのくらいの対策が必要なのかを、次に紹介するキャッシュフローでチェックするんだ

 

キャッシュフローとは

キャッシュフローとは、現金の流れのことです。

企業が事業活動をする上で把握するものですが、家計管理においてもキャッシュフローの考え方は重要です。

毎月の収入と支出を把握して、その差額がどの程度なのか、どのくらい投資に回してどのくらいの収益が出ているのかを把握します。

収入を把握する

すぱ郎
すぱ郎
収入っていっても給料のことでしょ?
おむすび
おむすび
ちゃんと振り返ってみると収入は給料だけじゃないことがわかるよ

収入を把握するには、銀行口座の入出金履歴を振り返ってみることをおすすめします。

定期的な収入は給料だけじゃないことがあります。

たとえば、ブログやせどりなどの副業をやっていて、毎月1万円でも一定水準以上の収入を得ている場合は、収入と考えられます。

また、子供がいる家庭であれば児童手当が定期的に支給されているでしょう。

そういった給料以外の収入も含めて、銀行口座の入出金履歴から確認することができるはずです。

支出を把握する

収入と同様に、毎月の支出を把握しましょう。

すぱ郎
すぱ郎
おれ家計簿つけるの苦手なんだよなー
おむすび
おむすび
大まかに把握できれば十分だから、必ずしも家計簿をつける必要はないよ

支出は、細かい出費を家計簿に記録していくのは大変なので、ざっくり把握することを心がければ十分です。

コツは2つ。

  • 固定費は正確に把握する
  • 変動費はざっくり◯万円

 

固定費は、毎月確実に決まった金額発生するものなので、最初は大変ですが正確に把握しましょう。

  • 家賃/住宅ローン
  • 生命保険
  • 水道光熱費
  • 携帯などの通信費
  • 車の維持費/レンタカーやカーシェア費用
  • 習い事など教育費

思いつくものをあげて、毎月いくらかかっているかチェックしてみてください。

固定費についても銀行口座の入出金履歴を確認すると良いです。

また、クレジットカード払いになっているものもあるので、クレジットカードの利用明細もあわせて確認しましょう。

固定費は、把握した上で削ったり減らしたりできるものがあれば、この機会に検討しましょう。

固定費を安く抑えることが、生活を楽にする秘訣です。

 

変動費については、食費3万円、飲み代1万円、書籍代1万円など普段の生活を振り返ってみて、ある程度まとまった出費がありそうな費目ごとにざっくりいくら使っているか決めてしまいます。

そして、その他雑費として3万円など、他のどの費目にも当てはまらない出費を丸めて計上します。

正確ではないですが、「まぁこんなもんだろう」という金額を当てはめられたら、この程度で十分です。

ただし、金額を決めたら次の1ヶ月間で検証してみることをおすすめします。

そもそも感覚がズレていることもあるので、面倒に思わない人は自分の感覚が正しいかチェックしてみてください。

収入と支出の差額を把握する

収入と支出が見えてきたら、差額を計算して毎月の手残りを把握しましょう。

あなたが現在貯金や投資に回せる金額です。

ゆり
ゆり
7万円しか残らなかったわ
すぱ郎
すぱ郎
おれ3万円だけ
おむすび
おむすび
大丈夫!対策はこれからしていけばいいから!まずは、この金額を認識することが大切なんだ

「給料が入ったら先に一定額貯金や投資に回す」といったことをしている人は多いですが、他の収入を認識していないことや、残った金額から支出額を引くとマイナスになっていて、実は貯金を切り崩している状態だったということもあるのです。

現在いくら手残りがあるのかを把握した上で、できる対策をしていきましょう。

 

いつまでにどのくらい用意する必要があるのか

おむすび
おむすび
毎月の手残りが分かったら、年間いくら貯金や投資に回せるかが分かるよね
ゆり
ゆり
私は毎月7万円残るから、年間だと84万円ね
おむすび
おむすび
3年後に結婚する想定だけど、ちょっと足りなそうだね。実際はパートナーとお金を出し合うことになると思うけど、その先の住宅購入の頭金の準備も厳しそうだね
ゆり
ゆり
今のままじゃ全然足りない
おむすび
おむすび
そこで、84万円を増やすことと、どう運用していくかを考えるんだ

対策の方向性は3つ。

  1. 収入を増やす
  2. 支出減らす
  3. 手残りの運用方法を見直す

収入を増やすのは、給料を上げるだけでなく副業をして事業所得を増やすことも選択肢になります。

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支出を減らす簡単な方法は固定費の見直しです。

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手残りの運用方法は、ローリスクローリターンなものを選ぶか、ミドルリスクミドルリターンのものを選ぶかなど、選択肢が変わってきます。

 

目的に応じた資産運用をはじめよう

おむすび
おむすび
自分がいつまでにいくら必要なのかで運用方法も見直さなきゃいけないんだよ

老後資金2000万円を貯めるだけであれば、会社の確定拠出年金と自分で貯金しておくだけで十分かもしれません。

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ですが、それ以外のライフイベントにかかる費用を準備するためにも、どのような資産運用をすべきか見極めることが必要です。

長期的に積み立てで投資信託を買うのか、個別株を短期から中期で売買するのか目的に応じてお金を増やす手段を選びましょう。

とはいえ、配当&利子所得を得ていくためにも証券口座はほぼ全員に必要になってきます。

まずは、証券口座を開設しておくことをおすすめします。

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