外資系コンサルティングファームに勤めているサラリーマンです。
老後資金2000万円を用意するには、毎月一定額をコツコツ資産運用に回していくことが重要です。
現在30歳であれば、毎月22,000円を65歳までの35年間に渡って積み立てる必要があります。(運用リターン4%想定)
この記事では、スマホのキャリアを格安SIMに乗り換えることによって、毎月5,000円、年間6万円捻出する方法についてご紹介します。
少しでも固定費を安く抑えて、浮いたお金で資産運用していけるようにしていきましょう。
この記事はキャリアを使っている人が格安SIMに乗り換えるための記事です。
すでに格安SIMを利用している方は参考になりませんのでご了承ください。
目次
キャリアとMVNO業者
キャリアとは、大手通信キャリア3社のことで、ドコモ、au、ソフトバンクのことを指します。
いずれのキャリアも自社で通信設備を日本全国に持っていて、その通信設備を介して通信をします。
そのため、場所によってドコモは繋がるけど、ソフトバンクは繋がらないといったようなことが起こります。
一方で、格安SIMというのは、自社で通信設備を持たずに大手キャリアの設備を間借りして通信サービスを提供するMVNO業者の通称です。
MVNO業者は、自社で通信設備を持たないことや、大手キャリアと違って実店舗を持たないことなどによってコストを抑え、格安でサービス提供しています。
そのため格安SIMと呼ばれるのです。
格安SIMサービスを扱っているMVNO業者は、大手キャリアと違って何社もあります。通信設備を自社で保有する必要がなく、事業を始めやすいのです。
大手通信キャリア:ドコモ、au、ソフトバンク
MVNO業者:楽天モバイル、LINE MOBILE、BIGLOBEなど
あなたの毎月のスマホ代はいくらですか
では、あなたの現在のスマホ代はいくらでしょうか。
大手キャリアを使っている人は、総じてこのように月々のスマホ代が高いです。
安くても6,000円くらいは掛かっているでしょう。
ドコモの料金シミュレーションで試算してみた結果、iPhone XS 64GBをデータ通信3GBで契約した場合、月々8,000円近くします。
しかも2年の定期契約付き(2年縛り)です。
深く考えずに大手キャリアでスマホを契約して使ってきた人は要注意です。
この機会に格安SIMへの乗り換えを検討しましょう。
格安SIMに乗り換えると年間6万円節約できるかも
格安SIMは、月々2,000円くらいで使うことができます。スマホをあまり使わない人であれば、契約するデータ通信量を抑えることで1,000円台までスマホ代を押させることができます。
実際に格安SIM料金の例を見てみましょう。
人気の格安SIM業者、楽天モバイルの料金プランがこちら。
データ通信容量が月々2GBのプランSなら、楽天会員であれば月額1,480円です。
大手通信キャリアから格安SIMに乗り換えるだけで、安く見積もっても月々5,000円、年間に直すと6万円もスマホ代を節約できる計算です。
月々5,000円の節約というのは1人につきです。
夫婦で大手キャリを使っている場合、2人で格安SIMに変更すれば、なんと毎月1万円以上、年間で12万円以上の節約につながるのです。
通信設備や実店舗を備える大手キャリアと、大手キャリアの通信設備を間借りして実店舗を設けない格安SIMでは、構造的に大手キャリアが高くなってしまうのです。
大手キャリアから格安SIMに変更さえすれば安くなる!
年間6万円節約の大きさ
そうなんです。6万円といわれると支払いをためらうことが多いと思いますが、月々の支払いだと5,000円くらいなので、心理的な負担は思ったほど重くないと錯覚してしまう人が多いのです。
格安SIMに変更するの面倒だし、5,000円の差ならまぁいいか。
そう思ってしまいがちなんです。
でも年間にしたら6万円も差が出てしまうのです。
時給1,000円でアルバイトをすることを考えてみてください。
スマホ代5,000円を稼ごうと思ったら、5時間働くだけでは足りません。
手元にお金が払われる前に税金として取られてしまう分があるからです。
7時間くらい稼いで、やっと5,000円が手元に残ります。
7時間といったら、会社員のほぼ1日の勤務時間です。
逆に考えると、格安SIMに変更するだけで今より毎月1日分の時間的余裕が生まれるということです。
格安SIMに乗り換えるだけの金銭的、時間的メリットを感じていただけたかと思います。
月々5,000円の節約は、年間12日間の労働に値することも!
格安SIMの使い勝手は?
大手キャリアのまま格安SIMに変えない人の多くの理由が、使い勝手が悪そうというものです。
格安SIMは、料金が安いからといって使い物にならないほどに通信速度が悪かったりすることはありません。
お昼の時間帯に遅くなることがありますが、それ以外は快適に使うことができます。
違約金がかかる場合はどうするか
格安SIMのままでいる人の理由2点目。
今解約すると違約金を払わされるから、格安SIMに乗り換えたくても乗り換えられないというもの。
確かに、大手キャリアで2年契約している場合、途中で解約してしまうとだいたい1万円の違約金を支払わなければなりません。
違約金の支払いを躊躇してなかなか格安SIMに乗り換えられない心理的なハードルは理解できます。
ですが、トータルで考えてみてください。
格安SIMに乗り換えれば月々5,000円の節約になるのです。
つまり今すぐ格安SIMに乗り換えるために違約金1万円を支払ったとしても、2ヶ月も経てば元を取れてしまうのです。
そして3ヶ月目以降は、格安SIMに乗り換えた金銭メリットを受けることができます。
「2年縛りが来月まで!」という場合を除いて、2年縛りで違約金を払うことになるとしても今すぐ格安SIMにのりかえるべきでしょう。
端末代金の残債がある場合はどうするか
その場合も、すぐに乗り換えるべきです。
先ほどのドコモでのシミュレーション結果の一部を見てください。
端末代金は、月々のスマホ代にもともと含まれており、途中で解約した場合は、端末代金の部分だけ継続して支払うか、残債を一括支払いする必要があります。
ですが、これは解約してもしなくてもいずれ支払うべき費用なので、大手キャリアの解約したからといって何も状況は変わらないのです。
格安SIMに乗り換えた場合、端末代金のみ大手キャリアに継続して支払って、通信料金を格安SIM業者に支払うだけのことなのです。
端末の残債がある状態で格安SIMに乗り換えても、損をすることはない!
SIMロック解除について
格安SIMに乗り換える時に注意すべきことが1つだけあります。
それは、乗り換え前のキャリアと同じ回線の契約をすること。
ドコモの場合は、格安SIM業者のドコモ回線を契約する。
auの場合は、格安SIM業者のau回線を契約する、といった具合です。
あなたが大手キャリアでスマホを使い始めた時、スマホに「SIMロック」という最初に通信したキャリア回線しか使えないようにする設定が勝手にされてしまっているのです。
そのため、たとえば今までドコモだったのに格安SIMに乗り換えた際に、au回線を契約しても通信することができず、ドコモ回線を契約する必要があるのです。
もちろん、大手キャリアに頼んでSIMロックを解除してもらうことはできますが、キャリアの店舗に端末を持ち込んで手続きをしなければならない手間であったり、解除にはキャリアで契約して使い始めてから一定期間経過している必要があるため、あまりおすすめしません。
SIMロック解除をする必要はないですが、元々のキャリア回線と同じ回線の契約をするようにしましょう。
おすすめの格安SIMはこれ!
楽天モバイルのデータ容量2GBで通話ができるプランだと1,480円で利用することができます。
さらに楽天モバイルのすごいところは、利用料金の1%の楽天スーパーポイントが貯まりますし、逆に楽天スーパーポイントで楽天モバイルの利用料を支払うこともできるのです。
スマホ代は毎月かかるので、ポイントの有効活用という意味でも、漏れなく使えて非常にお得になります。
楽天モバイルは、ドコモ回線とau回線のみ用意されているので、ソフトバンクユーザーの場合は、NUROモバイルがおすすめです。
他にもいくつかご紹介しておきます。
乗り換え前キャリア | おすすめ格安SIM業者 |
ドコモ | 楽天モバイル、DMMモバイル、スマモバ など |
au | 楽天モバイル、UQモバイル、BIGLOBEモバイル など |
ソフトバンク | NUROモバイル、b-mobile、U-mobile など |
さぁ格安SIMに乗り換えよう
老後資金2000万円の準備は、資産運用することで加速させることができます。
毎月一定額積み立てるためにも固定費を見直して積立金を捻出しましょう。
固定費の見直しは、スマホ代から!今すぐ格安SIMに乗り換えて毎月5,000円分の投資資金を捻出しましょう。
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